勝美印刷

導入事例

印刷
データ加工・自動組版

SDGsの取組、コスメぺインツ(化粧品再利用絵具)で使う「ぬり絵」を製作

クライアント:
千葉大学環境ISO学生委員会
納品成果物:
ぬり絵(中綴じ)

背景コスメペインツに合う用紙提案とPowerPointデータからいかに市販品に近いものを作成するかがポイントに

コスメペインツを使った試みは、千葉大学環境ISO学生委員会様が行っているSDGs達成のための試みで、株式会社モーンガータ提供のSminkArtのmagic waterを使用し、不要になった化粧品から絵具を作って使用するイベントでアップサイクルへの関心を高めるためのものです。今回は、そのコスメペインツで使える小学生向けのぬり絵を作成したいとのご相談をいただきました。まず小学生向けということで、「スケッチブック」のイメージで用紙を選定しました。またPowerPointで作成されたA4データをA5サイズに縮小して使用することになりましたが、スライドサイズが微妙に違うため断ち落しのあるデザインだとズレてしまう結果に。

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問題解決お客様作成のPowerPointデータからでも本格的なオリジナルぬり絵の作成が可能、最適な用紙選定と印刷加工を加えれば市販品のような仕上がりに

お客様でご用意いただくPowerPointデータについては、印刷用のサイズを指定することで、本格的な印刷物にも対応可能な入稿データを作成することが可能です。事前にお話しをいただければサイズや作成方法についてご相談にのらせていただきます。用紙については、コスメペインツが水性絵具に似ているとのことで、滑らかな手触りでめくりやすく、絵本やコミック、画用紙などに使用されている「新HS画王」という用紙を、絵具の浸透度も配慮した厚みでご提案しました。表紙にはオーバープリントニス加工(OPニス)という透明な油性溶剤を印刷物の表面に塗りコーティングをすることで、市販品のような仕上がりを実現しました。OPニスはリサイクル可能な加工方法で、SDGs達成のための印刷物としても最適です。
ぬり絵冊子(ふぇあとれーどってなぁに?)の冊子の裏表の写真